ある有名なイタコの生涯と心霊体験

とある有名なイタコの生涯やその力について

「イタコ」と聞くとどんなイメージを抱くでしょうか。

 

その多くは死者の魂を呼び寄せる「口寄せ」が出来る人、と思われると思います。

 

当然それも正解です。しかしイタコの本当の力はそれだけではありません。

 

まず、有名なイタコは皆目が見えないもしくは見えづらい事が多いです。

これは「イタコ」という職が元来、目の見えない女の子に開かれた数少ない生きる糧の道だったからです。

 

目の見えない女の子が生きる為、厳しい修行の果てに顕現する能力、それが後述する「イタコ」の能力です。

 

その能力には一般でよく知られている口寄せ(いわゆる仏降ろし)とは別に「神降ろし」という能力があります。

この「神降ろし」は読んで字の如く神様をその身に宿し、神様からの信託による様々な事を伝えます。

 

とある有名なイタコの生涯は、この「神降ろし」を生涯の半分近い時間降ろし続けていたとされています。

これには物凄い力が必要とされ、宿し続けた女性は常人の半分にも満たない時間しか生きられなかったといいます。

 

しかし、その身に宿した神の力による予言によってその村を災厄から守り続けた、とされています。

 

現代のイタコは心理カウンセラーの意味合いが強い、とされています。

今現在いるイタコの方々は既に高齢となり、悩みを持つ人に「口寄せ」で死者を呼び寄せて、生きている人々にその言葉を伝え心のケアをしています。

 

これはもしかしたら……平和な世の中になった為、かつての様な絶望的な災厄から守る為の「神降ろし」が必要無くなったからかも知れません。

 

 

盲目の少女が厳しい修行の果てにイタコ(巫女)となり、その身に他者、時には神を降ろし、人々を導く。

 

そんなイタコの生涯そのものが悲しい歴史でもあり、今その身に力を宿す伝説の巫女達は平和な人々の話を聞き微笑んでいるのかも知れません。

 

 

幽霊の存在を知るなら行くべき恐山

恐山は青森県の下北半島にある山で、宇曽利山湖の北にあって観光名所になっている、恐山菩提寺があります。菩提寺は9世紀の古くから霊場として信仰され、温泉場としても続いてきた場所であり、周辺には火山の地獄のような風景がひろがっています。地獄谷、賽の河原と呼ばれる名所があり、血の池といった八大地獄の風景がそのまま投影されたかのような場所となっています。こんな場所だから死者の霊魂の供養をするイタコという、古くからのシャーマニズムを司る巫女の文化が継続できたのでしょう。恐山のイタコは、菩提寺とは関係がない人たちだそうですが、仏僧以上の存在感があります。

恐山 イタコ 心霊体験をした人は、日本にどれだけいるのかは分かりません。恐山に行ったらイタコに会って心霊体験をしたい、それを第一の目的として恐山を訪れる人があとを経ちません。

イタコは自らの身体を依代として、死者の霊魂を自らに降霊させることで、死者が生者に言葉を伝える手段と言われています。死者は生者に対してカウンセリングを行うような形になり、助言を行う場面が見られます。

実際にそんな口寄せという特殊能力を持っているというふうに見ることもできますが、本当に死者の霊魂が乗り移って言葉を語っているふうな場合と、明らかに疑わしいような場合も見られることも事実です。しかしだからといって、イタコの全てが演技をしていると結論付けることは早計にすぎるということができます。

恐山 イタコ 心霊体験をした人のなかには、本当に自分の亡くした家族が来たようだとして喜ぶ人がいるためです。霊的な現象に対する信心深さが関係していることもありますが、たしかに恐山のイタコがあるおかげで、助かっている人がいるわけですから、イタコは21世紀以降にも必要とされる存在であり続けるでしょう。

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